中国人「慶応幼稚舎の寄付金の実態に驚いた」 中国人「中国の大学入試は世界有数の公平さ」「そんなに出すならアメリカに行けばいい」




「慶応幼稚舎の寄付金の実態に驚いた」という記事が中国版InstagramのREDに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。

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[記事]
慶応幼稚舎の寄付金の実態に驚いた



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(訳者注:中国語の元記事に掲載されているのは上の画像を含めた記事の一部分だけです。日本語の元記事は非常に面白い記事なので、長文ですが全文引用します)
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「日本一の小学校」と呼ばれる慶應義塾幼稚舎。アイドルグループ・嵐の櫻井翔、元テニス選手の松岡修造、政治家の岸信夫など数多くの著名人を輩出しており、知名度は高いが、その実態はあまり知られていない。
 
そこで、長年にわたって慶應幼稚舎に合格者を送り続けているアンテナ・プレスクール校長の石井至氏に、慶應幼稚舎の魅力や受験の実態について聞いた。
 
「格」でいえば日本最高峰の小学校といわれる慶應幼稚舎。創立は1874年(明治7年)で、145年の歴史を誇る名門だ。同校に入学すれば受験をせずにエスカレーター式に慶應義塾大学まで進学できるため、6歳にして「慶應卒」のエリート人生が約束される。
 
「慶應ブランド」のメリットは、慶應卒業者の同窓会組織である「三田会」の人脈も手に入ることにある。福澤諭吉の教えである「社中協力」で結びついた慶應出身者たちのネットワークは強固で、勤務先別、地域別、職種別などでさまざまな三田会が形成されており、お互いに利益を分配しているのだ。
 
『慶應幼稚舎』(幻冬舎)の著者である石井氏は、有名私立小学校への受験指導を行う幼児教室、アンテナ・プレスクールの校長を務める人物だ。石井氏は、子どもを慶應幼稚舎に入れる魅力をこう語る。
 
「何よりも、幼稚舎に受かれば日本トップクラスの私立大学である慶大にエスカレーターで進学できるところが利点です。さらに、社会人になってからも慶應出身者のネットワークで守られることも大きな魅力でしょう。そのため、子どもを幼稚舎に入れたいと希望する保護者には慶應出身者が多いです。子どもを幼稚舎に送り込めれば、家族そろって強力な慶應ネットワークの恩恵を受けられますからね」(石井氏)
 
日本最強の学閥といわれる三田会においても、幼稚舎出身者は別格の扱いになるという。
 
「同じ慶大生でも、幼稚舎から上がってきた人はエリート扱いされます。慶大内には、同じ慶應の付属高校でも埼玉の慶應志木高出身者は入れないサークルもあるんです。なので、大学から慶應に入った人は完全に外様で“お客様”扱い。慶應のブランドとネットワークを活用したければ、幼稚舎か遅くとも付属中学から入らなければなりません。福澤諭吉は『天は人の上に人を造らず……』とおっしゃったようですが、慶應ほどエリート意識・差別意識のある学校も珍しいですね」(同)
 
慶應幼稚舎の受験は例年、厳しい競争になる。初年度に必要な学費は160万円、寄付金や塾債(学校債)を含めれば6年間で1000万円近くかかる。それでも、男子96名、女子48名の募集人数に対して、2019年度は男子970名、女子706名が志願した。倍率は男子10.1倍、女子14.7倍と、男女ともに10倍を超える。
 
私立小学校のお受験といえば、大人でも解けない難解なペーパーテストや保護者同伴の面接が定番だが、慶應幼稚舎はそのどちらもない。慶應幼稚舎の試験は、先生の動きに合わせて模倣するなどの「体操テスト」、集団ゲーム中の動きを審査される「行動観察テスト」、そして、絵を描くなどの「絵画・製作テスト」で合否が決まる。かなり特殊だが、慶應側はこれだけで優秀な子どもを見分けられるとしている。
 
「非ペーパーの試験でも、子どもの優劣ははっきりわかりますし、しっかりと対策をすれば合格できます。ただ、多くの保護者は『ペーパーテストでないと子どもの優劣は判断できない』と思っているのも事実です。幼稚舎側は、そのような保護者との認識ギャップを利用しつつ、保護者にお受験対策で過度な負担をかけないようにし、仮に不合格でも恨まれないような仕組みにしているのではないでしょうか。面接に関しては、本音としてはやりたいところでしょうが、膨大な受験者数を考えると、現実的には難しいというのが実情のようです」(同)
 
慶應幼稚舎がペーパーテストより体操などを重視しているのは、福澤諭吉の「先ず獣身を成して後に人心を養え」という理念を大切にしているからだ。「獣身」とは健全な肉体という意味だが、だからといって、特別に鍛えたり体操教室に通ったりする必要はないという。また、行動観察テストでは慶應義塾の基本精神である「独立自尊」の観点を見られている。
 
「幼稚舎では、まわりの雰囲気に流されず、自分の考えをはっきりと言える子どもが受かりやすい。保護者としては、子どもを型にはめず、自由に元気よく、のびのび育てると、幼稚舎に合うタイプになると思いますね」(同)
 
では、慶應幼稚舎に子どもを合格させるために有効な試験対策はあるのだろうか。
 
「幼稚舎に限らず、小学校受験で合格を目指すには過去問対策に尽きます。なので、まずは慶應幼稚舎でどのような試験が行われているかを把握することが第一です。その上で、スピーディーかつ正確に解答するための練習をすることになります。幼児教室を選ぶときも、それに資する内容かどうかで判断するといいと思います。その対策は4歳くらい、つまり受験の1年半前からしっかりとやれば十分です」(同)
 
一部では「慶應幼稚舎に合格するためにはコネや多額の寄付金が必要」という噂も流れているが、これについて石井氏は否定する。
 
「この噂は、不合格になった保護者が『うちは寄付しなかったから』とか『コネがなかったから』と言い訳したことが広がっていったんだと思います。実際、合格者の約9割は寄付もしなければコネもないご家庭です。ただし、合格者の約1割は多額(10億円以上)の寄付金やコネによる合格者であることも事実です。このコネも、両親が慶應の卒業生という程度では通じません」(同)
 
「門閥制度は親の敵」と言った福澤諭吉の教えを守っているのか、意外にもコネやカネはそれほど重視されていないようだ。それを裏付けるかのように、普通のサラリーマン家庭の子どもが試しに受験したら受かってしまった、といった話も多いという。
 
恵まれた環境で6年間クラス替えもなく、子どもの個性を存分に伸ばしてくれる慶應幼稚舎。縁がないと思っていた保護者たちも、「だったら受けてみようか」と思うかもしれない。
 
「慶應幼稚舎ではのびのびと学べますが、中学校に進学するとペーパーテストで選抜された“外部”の学生たちが入ってくるため、幼稚舎出身者のなかには学力格差に悩まされ、落ちこぼれてしまうケースもあります」(同)
 
「慶應幼稚舎出身」がエリートとしての“肩書”になるか、ボンボン育ちという“レッテル”なってしまうのか。結局は、子ども自身の資質に懸かっているようだ。
 
日本語記事引用元: https://biz-journal.jp/journalism/post_133621.html
中国語記事・コメント引用元: https://www.xiaohongshu.com/explore/65eb326e000000000600e1cd
 
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■ 在日中国さん
 
大学入試については、ひょっとしたら中国は世界有数の公平さなのではなかろうか [65 Good]
 
 
   ■ 江蘇さん
 
   日本も割と公平だと思う。旧帝の国立大は基本的には入試の一発勝負。そして学費も安い [30 Good]
 
 
 
■ 上海さん
 
小学校の学費が1000万!中国の小学校が無料で本当によかった [14 Good]
 
 
 
■ 在日中国さん
 
会社の同僚の中に、どこかの県の有名な財閥でおじいさんが元大臣で、幼稚舎からずっと慶應という人がいる。でも今は私と同じ会社で一緒に社畜をやってる [32 Good]
 
 
 
■ 在日中国さん
 
同僚が子供を私立小に行かせてる。一口10万円の寄付を求められるらしい [6 Good]
 
 
 
■ 在日中国さん
 
慶応幼稚舎は超お金持ちでも入れない場所
 
 
 
■ 在日中国さん
 
慶応幼稚舎は金持ちの社交場
 
 
 
■ 在日中国さん
 
日本の階級固定化は中国よりも速い速度で進んでいるのかもしれない
 
 
 
■ 在日中国さん
 
アメリカの有名大学も寄付を無茶苦茶求められる
 
 
 
■ 浙江さん
 
櫻井翔
 
 
 
■ 在日中国さん
 
10億円も出せるのならアメリカに留学させればいいのに
 
 
   ■ 別の在日中国さん
 
   それは典型的な中国人思考。10億円も出して慶應に入れるのは家を継がせるため。アメリカに放流してどうする
 
 
 
■ 香港さん
 
慶応幼稚舎の同僚は大病院の息子
 
 
 
■ 在日中国さん
 
なんだかんだ言って中国もそんな感じでは?
 
 
 
■ 上海さん
 
中国の私立小も学費が高くて寄付を求められる。でも本当に優秀な学生は公立小出身
 
 
   ■ 在日中国さん
 
   それは日本も同じ。とびぬけて優秀な学生は国立大に行く
 
 
 
■ 在日中国さん
 
お金がある人はたくさんお金を使えばいい
 
 
 
■ 在日中国さん
 
幼稚舎から慶応に行くとそんなにお金がかかるのか。大学から慶応に行くのが最もコスパがいいのかもしれないな
 
 
 

コメント

  1. 慶應大もそれぞれ、湘南校舎の学部じゃねぇ。😅

  2. 中国も党幹部の子女と一般人の子女とでは、先生の対応が違うそうな

  3. 幼稚舎は4つの枠がある
    医師の息子枠(医学部コースではない)、オーナー社長息子枠、IQ枠、もうひとつはそれ以外(芸能人の息子や皇族子息など)
    自分は高校から慶應だけど、幼稚舎組にとっての内部組とは幼稚舎あがりのみ
    かろうじて中学からの生徒も内部組と認められる
    高校と大学から入った生徒は外様
    慶應は私立にしては医学部なんかも学費安いが、それもこれも幼稚舎組の親の寄付のおかげってのは事実
    だから、慶應内のヒエラルキーも当然幼稚舎は別格、次が頭の良い医学部と女子高出身者

  4. >元テニス選手の松岡修造

    はあ?松岡修造は柳川高校だろ

  5. 日本の外国人留学生への補助金は
    生活費まで出してくれる。
    (ほとんど中国韓国系)
    日本は素晴らしい国。

  6. 大学入学しても外部は・・・なんて居心地の悪い制度続けると、外部の有能な人は慶応避けるだろうね。
    少子化で大学偏差値下がりそう。
    いや、レイプ事件もあったし、慶応ボーイもヤンキー化して、
    10年以上前から、慶応ってもう劣化しているような気がする。

  7. 同じ慶応卒でもエスカレーターで上がった人と大学受験で入った人では能力に大きな違いがあるだろうな

  8. 夏の甲子園決勝戦
    あれを見てしみじみ慶応の劣化を感じた
    バカ丸出しだったわ

    • いやぁ、丸刈りハゲの根性論+スポーツ特待の教育放り投げに対するアンチテーゼとしては良かったんじゃね
      応援席の連中は恥知らずだってことなら同意するけど

  9. 富裕層御用達の学校があってもそれは別にいい
    過去のように事件を起こした馬鹿がまともに裁かれなくなったらもう終わりの始まり
    甲子園の騒ぎでますますイメージ悪くなったし

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