日本、新しいタイプの快適な夜行バスを導入へ 中国人「懐かしい!」「昔乗ったなぁ」「独特な体験だった」




日本で新しいタイプの快適な夜行バスが導入されるそうです。この記事が中国版Instagramの小紅書に掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。

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[記事]
日本で新しいタイプの快適な夜行バスが導入されるらしい



(訳者注:こちらです)
 
高知県内に本拠を置く高知駅前観光は、自社オリジナルのバス専用フルフラットシート「ソメイユプロフォン(Sommeil profond)」を開発し、高知市内本社で発表会を行なった。また、今後運行予定のバスの実車をメディアに公開した。
 
ソメイユプロフォンは、フランス語で「熟睡」を意味し、長距離の乗車でも夜はぐっすり熟睡できるようにとの想いを込めて名付けられた。座席は前後2席を合わせ1ユニットで構成されており、前後で並んて座るスタンダードな「SEATFORM」と、座席を上下に展開させフルフラットな「FLATFORM」へと手動で変形させることが可能。ただ、今のところ停車状態であっても運行中に変形させることはなく、車庫内で変形させることとするそうだ。運行開始時は基本的にフルフラットでの運行を考えているとのこと。
 
同社は現在4列シートで、高知〜東京(東京ディズニーリゾート)をスマイルライナーとして運行しているが、これと同じコースで追加する便のモニター運行を予定している。正式運行は2025年の秋ごろを予定しており、路線内容は検討中。
 
昨年発表された国土交通省のガイドラインに準拠しており、衝突時に頭や首を守る観点から座席は前向きに配置し、足元部分を転落防止プレートや衝撃吸収部材などで覆い、頭部と側面部分は保護部材を設置している。
 
車両が横転時に座席から放り出されないよう、腰を止める2点式のシートベルトも備えている。これは就寝時も装着するもの。フラットリクライニングによって完全に横向きになって就寝することができることと、安全性を確保していることが特徴だ。
 
車両保管基準に適合していて車検を取得済み、特許も取得済みとなっている。今回公開された車両には付いていないが、カーテンを使用することで隣との空間を遮断することも可能で、プライベートな空間を確保できるようになっている。
 
ユニットのサイズは、高さ172〜150cm、シート幅48cm。フルフラットにした状態では、長さが180cm、上段空間の高さが73〜51cm、下段は51cm。前方から後方に床がスラントしているため、前方の上段空間が広くなっている。大型バス1台に対して12ユニット(24席)が入るサイズとなっていて、ユニットを取り付けるバスの種類によってアレンジできる。要望があれば、他社への供給も行なう予定。
 
身長178cmの記者も実際に横になってみたが、入り込むのに少し苦労するが、寝転がってしまえば意外と快適だ。モニター乗車の時点では特に身長や体重の制限はかけていなかったが、高知駅前観光 代表取締役 社長 梅原章利氏によれば「モニター乗車を含め、今後の意見を受けて運用は見直していきます。これで完成とは考えておらず、みなさんとともに作りあげていきたい」という。
 
また、テスト走行では子供も問題なく、身長180cm以上でも足を折り曲げれば乗れたとのこと。「高速道路でのテスト走行では上下段ともに体験しましたが、乗る前に想像していたよりも振動もなく、スムーズな走行で驚きました。寝付いてしまえば快適な長距離移動ができるはずです」と、乗車した感想を教えてくれた。
 
発表会には社長の梅原氏が登壇し、ソメイユプロフォンの詳細について解説した。そのなかで、高知〜東京間のモニター運行を3月4日から開始すると発表。2月7日から予約を受け付け、モニター運行時の片道運賃を7300円に設定する。予約は「発車オーライネット」のネット予約からのみ。
 
「AIを活用したダイナミックプライシングを採用しているので、定額運賃にはならないのですが、正式運行時の運賃は、おおよそですが1万4000円程度になるのではないかと想定しています。現在おおよそ他社3列シートの運賃が1万円前後、これより数千円高めとイメージしています」とのことだ。
 
日本語記事引用元: https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d929d566eeccef1568af71e1c92c594ffbd5a2
中国語記事・コメント引用元: https://www.xiaohongshu.com/explore/679c65c1000000001800958e
 
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■ 広東さん
 
日本人のコメント [940 Good]
 

 
 
 
■ 在日中国さん
 
新幹線と値段それほど変わらない。新幹線に乗る [223 Good]
 
 
   ■ 別の在日中国さん
 
   深夜に移動したい人は一定数いる [61 Good]
 
 
   ■ 更に別の在日中国さん
 
   新幹線だと2万円くらいする。こっちの方がかなり安い [14 Good]
 
 
 
■ 湖南さん
 
昔中国で走ってた寝台バスじゃん。安全の問題で国に禁止されたけど、これは大丈夫なのか? [10 Good]
 
 
   ■ 香港さん
 
   懐かしい!布団が臭すぎて毎回吐いてたなぁ
 
 
(訳者注:かつて中国では長距離寝台バスが中国全土をくまなく走っている時代がありました。1990年ごろから登場したこのバスは、二段ベッドが3列縦に並び、間には一人が何とか通れる通路しかありません。上記日本の寝台バスとは異なり、上半身部分に20度くらいの傾斜があり、その隙間に後ろの人の足が入るという効率設計で、上段も下段も身体を起こすことができずに圧迫感が半端なく、周りの人の足が臭いわ、上段からヒマワリの種が降ってくるわ、おじさんがゴミ箱に痰を吐くわで、管理人の個人的な感想ではありますが、一般の日本人にはあまりオススメできない交通手段だったと言えます。一方、構造上重心が高くて横転しやすい、狭い通路に荷物を置かれているので逃げられないなどの安全性の問題があり、事故が多発して死亡率も高かったことから、中国当局は2012年に寝台バスの販売と新規営業登録を禁止しました。その後の高速鉄道の普及もあり、2017年ごろには中国から姿を消しました。東南アジアなど、中国以外の国では現在も走っています)
 


 
 
 
■ 浙江さん
 
これはベトナムにもあって、これよりずっと高級。ベトナムでは長距離の移動は寝台バスが多く、一晩で目的地に到着する。中国では昔は宇通が製造していて、私は好きだった [11 Good]
 
 
   ■ ベトナム在住さん
 
   これね。いい感じだよ [20 Good]
 
   
 
 
 
■ 在日中国さん
 
中国の寝台バスじゃん [29 Good]
 
 
   ■ 山東さん
 
   安全の問題から2012年に生産停止 [15 Good]
 
 
 
■ 在日中国さん
 
子供の頃に中国で乗った。後ろの人の足は臭いし、布団は汚すぎて使う気にならないし、おっさんのイビキがすごいし、たまにおっさんが屁をするし、ただの悪夢 [11 Good]
 
 
 
■ 江蘇さん
 
中国では20年前は普通に走ってた [20 Good]
 
 
 
■ 重慶さん
 
中国では安全に問題があって禁止されたよね? [28 Good]
 
 
   ■ 内モンゴルさん
 
   事故が頻発したからな。休憩を取ると利益が減るとか言って、12時間くらい休憩なしでぶっ通しで運転したりしてた [11 Good]
 
 
 
■ 雲南さん
 
寝台バスじゃん!懐かしい [8 Good]
 
 
 
■ 韓国在住さん
 
子供の頃に深センから湛江に帰るときに乗ってた。トイレもついてた [7 Good]
 
(訳者注:湛江は広東省南部、海南島のお向かいの都市です。深センからは約500kmで、当時の寝台バスで一晩の距離です)
 
 
 
■ 重慶さん
 
後ろの人の足が臭くて、車内も独特な匂いがした [8 Good]
 
 
 
■ カナダ在住さん
 
中国では完全に過去のものになったものが日本で復活するとは、不思議なものだな
 
 
 

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