「坂口氏のノーベル賞受賞で思い出す、23年前の人民日報の記事」という記事が中国版Instagramの小紅書に掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
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[記事]
坂口氏のノーベル賞受賞で思い出す、23年前の人民日報の記事

(訳者注:日本語訳です)
「日本政府の狂気じみた言葉 “50年でノーベル賞を30個”」2002年1月6日13:50
日本政府は2001年3月に策定した第2期科学技術基本計画で、「50年以内にノーベル賞を30個獲得する」と打ち出した。最近終わったノーベル賞100周年のセレモニーの後、日本政府はこの目標をあらためて強調し、スウェーデンのカロリンスカ研究所内に研究連絡センターを設置。この動きは世界中で大きな反響を呼び、称賛もあれば批判もあり、評価は割れている。
記事引用元: https://www.xiaohongshu.com/explore/68e3ceac000000000700d0fb
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■ 広東さん

[161 Good]
■ 湖南さん
こいつは素人 [221 Good]
■ 在日中国さん
ここでこれを持ちだすのは、さすがに悪意ある回想と言わざるを得ない [81 Good]
[訳者注:日本語訳です]
中国科学院院士・黄維「10年後、中国人のノーベル賞受賞は日常茶飯事になる」2013年9月30日 10:59
南京工業大学 学長・黄維
「10年後の中国では、ノーベル賞のような国際的に重要な指標は、個別の出来事ではなく常態になるはずだ。文学賞に続き、自然科学や生命科学の賞も次々と中国人が獲得する。これには何の疑いもない」 昨日、南京工業大学の学長であり中国科学院(中科院)の院士でもある黄維氏が、同大の学部新入生6900人を迎える入学式でこのような発言をした。
「なぜ現代中国は巨匠やイノベーティブな人材を育てられないのか?」という“銭学森の問い”について、彼は「賛同しない」と述べ、これまでも複数の場で、公式の場を含めてこの見解を表明してきたという。
——————-
「院士」とは、中国の科学研究機関である中国工程院、中国科学院のメンバーのことで、中国における工学・技術科学分野における最高位の称号です。
[訳者注終わり]
■ 香港さん
理系の博士課程の学生として、自分は既に半分は研究界の人間だと思っている。中国からノーベル賞が出にくいのは体制的な理由がある。一つは極めて不合理な35歳の若手基金の年齢ラインで、大器晩成の若手科学者をまとめて門前払いしていること。もう一つは科学者が大量の行政業務を担わされ、あちこち走り回って書類を書いて提出させられること。最後に院士の選考は派閥だらけで、組織として極めて硬直していること [431 Good]
■ 四川さん
35歳ラインは本当に笑える。40歳や50歳になってやっと成果を出す人もいるのは常識。中華の伝統は、本来は不拘一格で人材を登用するんじゃなかったのかよ [160 Good]
(訳者注:不拘一格・・・「形式にこだわらない」という意味の成語です)
■ 雲南さん
日本人には学ぶべき点がある。日本人との差を直視すべき [96 Good]
■ 浙江さん
大学で電子情報系を専攻していたが、研究室の機器は日本語が50%、英語が40%、中国語が10%。一番印象に残っているのは、ある実験の授業で新規購入した国産のローエンドのデジタル信号変換チップ30個のうち、使えたのが2個だけだったこと。もう何も言えない。「遥遥領先」なんてとても言えない [79 Good]
■ 四川さん
ほかの専攻も同じ。生物、医学、材料、化学、使いやすい物はほとんど英米独日。中国製にもたまに良いのはあるけど、たいていは「使いにくい・信頼できない」の代名詞 [34 Good]
(訳者注:遥遥領先・・・「はるか先を行く。常にトップにいる」という意味の、中国で最近よく使われている言葉です。ファーウェイのCEOが多用したことで有名となりました)
■ 江蘇さん
建築界のノーベル賞であるプリツカー賞、日本は受賞数が世界一 [27 Good]
■ 浙江さん
日本はやっぱり守りすぎている [5 Good]
■ 新疆さん
今の中国はどこも学閥。普通の院生や博士は、大物に抱きつけなければどうやっても成果を出すことは不可能。しかも中国は西側と日本ほどは関係が強くない。全てはビジネスとコネ [15 Good]
■ 黒龍江さん
水増しで出てきた博士が山ほどいて、SNSで「博士です」ってはしゃいで、研究もしないでどうやってノーベル賞を取るのだろう [6 Good]
■ 上海さん
日本の生理・医学が先進的なのは彼ら自身の努力あってこそ。中国人はみんなわかってる [7 Good]
■ 安徽さん
口出狂言,毀誉参半,褒貶不一・・・このあたりが中国語の魅力 [8 Good]
(訳者注:「口出狂言」は「狂気じみた発言をする」、「毀誉参半」と「褒貶不一」は両方とも「評価が賛否両論であること」という意味の成語です。いずれも人民日報の元記事で使われている言葉です)
■ 貴州さん
中国の学術界が学術だけで論じる状態に戻るまで、期待しないほうがいい [8 Good]
■ 四川さん
大丈夫。どうせ俺たちは全部勝てる [8 Good]
■ アメリカ在住さん
中国は個人英雄主義を奨励しないから、元来ノーベル賞の競争力は小さい [8 Good]
■ 福建さん
その通り。屠呦呦はアメリカの院士には選ばれたのに、中国では年齢以外のさまざまな歴史的理由でダメだった。これが全てを物語ってる [20 Good]
■ アメリカ在住さん
全く狂気じみた言葉ではなかった。大変失礼しました [18 Good]

