「生産性の高さだけを追い求める人についての村上春樹のコメントが至言」という記事が中国版ツイッターのWeiboに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
[記事]
生産性の高さだけを追い求める人についての村上春樹のコメントが至言

「小説なんて生産性が低い。"成功者の習慣"みたいな成長を促す本を読め」と夫に言われたという女性が村上春樹氏に「どう思うか」と質問してて、対する村上氏は「生産性の高いものばかり追い求めていると人間がだんだん薄くなる、確実に薄くなる」と書いてて、これは怖いくらい当たってると思う。
— Yuka (@YukaHasegawa7) March 13, 2022
記事引用元: https://weibo.com/3229125510/LjIlHgLwc
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■ 北京さん
成功者がどうのこうのという本を読む人は自分が成功していないことを認めているようなもの。成功した人は他人がどの様な習慣を持っていようが関係ない [204 Good]
■ 上海さん
自分がやりたいことをやってるときに他人に口出しされることほどイラっとすることはない。好きでやってるのだから放っておいてくれ [124 Good]
■ 福建さん
本当に成功した人はこういう本を書く時間も動機もないと思う。こういう本を書くのは生きるために印税が必要な人 [51 Good]
■ 河北さん
小説を読むのは自分とは異なる世界を疑似体験したいから。いろいろな体験をすることで人間は厚くなると思う [54 Good]
■ 江蘇さん
人間が厚くなることに何の社会的意義が?ただの自己満足
■ 山東さん
自己満足の何が悪い。人間が厚くなって精神的に満たされたら生きる世界が広くなる。私は社会のために生きているのではない。自分のために生きている [26 Good]
■ 新疆さん
本を全く読まない俺は人間としてペラッペラ [28 Good]
■ 湖北さん
紙人間にはなりたくない! [5 Good]
■ 安徽さん
成功学のような本は確かに増えている。みんな生産性を求めているのだろうけど、それでいいのだろうか [7 Good]
■ 北京さん
成功者の習慣みたいな本を読んで実際に成功した人がいたら是非話を聞いてみたい
■ 天津さん
本当に生産性が高い人は「成功者の習慣」のような本を読むことに時間を使わないと思う
■ 深センさん
詩歌や小説を読んで他人に共鳴することは人としてとても大事なこと
■ 在日中国さん
なんか両極端だね。生産性だけを追い求めるのもどうかと思うし、村上春樹のような小説だけを読み続けるのもどうかと感じる
■ 四川さん
重厚な人は生きるのが大変そう。薄くてペラッペラの人は何も考えてないから生きるのが楽そう
■ 重慶さん
成功学をそのまま実践しようとする人はダメ。成功学を自分なりに解釈して正しく実践することが必要
■ 北京さん
私の同僚に、私が何かをすると「何のためにしてるの?その行動に意味があるの?」と常に聞いてくる人がいる。私は彼女に人間的な厚みを全く感じない
■ 河南さん
人間が薄くなると二次元世界でしか生きられなくなっちゃうよ
■ 浙江さん
分厚い財布を持った人間的にペラッペラな人になるのと、ペラッペラの財布を持った人間的に分厚い人になるのはどちらがいいのだろう。難しい問題だ
37 comments
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米SFの大家がすでに同様のことを言ってるよ、うろ覚えだが
「高度な文明では、大量生産ではなく手仕事が生き残って尊重される」趣旨だったと思う
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産業革命で均一化された工業製品が市場に氾濫した反動で、職人の手仕事の良さが見直されるアーツアンドクラフツ運動みたいなものだろうか
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成功者の真似をするより
他人の失敗談から学ぶほうがためになる
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成功者の話より失敗例の方がはるかに参考になる。
成功者の話はよく聞くと「単に人間関係やタイミングに恵まれただけ」という事が多いが、
失敗例はほぼ確実に普遍的な共通点がある。
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この人も村上春樹に聞かなきゃわからんのか
しかし、こんなバカな事言うの職場の説教好きのダメなおっさんぐらいしかいないと思ってたわ
よくこんなしょーもない夫と結婚したなw
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殆どそんなんしかおらんねん。普通の人は実は貴重。おらんからw
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生産性の高さだけを求めたことのあるやつが言うなら分かるけど、お得意の想像なんじゃないの
そいつが~だけ求めただなんてどうやって分かるんだよ。本人しか分からんやん
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小説の厚みはともかく、自己啓発本とか確実に薄いなとは思う
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すごく分厚い自己啓発本、ってのもシュールだw
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高度、に見える「売り文句」だよ
嫌いじゃないけど
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その手の成功者が成功しているように見えるのは成功する方法に
馬鹿がいくらでも金を出すことを知っているからであって
蓋を開けてみれば実際にその方法で成功した訳ではなかったりする
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「成功者の習慣」の例として、イチローのルーティンにおけるバットを回す速度や止める角度、毎日食べていたカレーのレシピ、ユンケルを収めるケースの設計などを詳細に分析した本があったら面白そうだがw
この手の本は、いってみれば馬券必勝法の本なんかと同じで、役に立つ要素が完全にゼロというわけではないんだが、しかしきわめてゼロに近いと思ってまず間違いない。
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いや村上氏、何も大したこと言ってないやん
何か気の利いた返しって訳でもないし
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「人間が薄くなる」と答えるくらいしかないなら小説なんて読まんでもいいのかもな
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「成長教」ってやつか
カリスマ教祖の信奉者になってすっかり洗脳された信者が、今度は身近な人に布教活動始めるのと同じ薄っぺらさ
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たしかにそういう人ってうさん臭い印象があるけどそういうことを言いたかったととらえてよろしいんか
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実は、中世に作られてた職人技の製品は、大量生産では作れないんだ。
大量生産の品は、元々貧民だった人が、我慢して使える程度なんだよ。
今でもそんな感じだ。
革新的なので危険な落とし穴(健康とかに)も多い。
憂い悲しむべきは、その為に、世界中の伝統技術が失われた事だ。
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どっちもペラペラですが、何か?
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「人間がだんだん薄くなる。確実に薄くなる」
これは、ネットミームになるレベルのペラッペラ発言。
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いい例が100均だよな。だから日本のデフレ脱却がいまだに出来ない。
昔のユニクロもそうだし、今はGUだっけ?低価格の貧乏人相手の商売が成功しちゃったからね。
100均の中にも滅茶苦茶いい商品があるのに適正価格で売ろうとしない経営者。
営業の力不足で低賃金で働かされる労働者。
今の日本は生産工場のとしていた時代の中国と同じように働かされているよ。
経営者は会社にお金が入れば良いだけ。営業にお金を使うよりも工場で働く人間の賃金を安く抑えれば儲けられるからねw
デフレ脱却はまだまだ遠いな
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生産性のない仕事やってる奴ほどコスパがどうたらとうるさい
大して仕事できない奴ほど効率がどうたらとうるさい
低学歴低収入の奴ほど学歴年収にうるさい
ぜんぶ自分自身が言われてきたことなんだよな
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村上春樹は嫌いだけど、今回のこの発言については「まったくもってその通り」以外の感想は無い。
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この類の論争って、結局は、「その人」が「その時々」に好きな推しの違いってだけなので、突き詰める必要も感じないほどに不毛でくだらないと感じる。
ただ、この妄想おじさんはあくまで自分の弱い立場を分かってはいる。実際、「生産性の高さ」を求めて現実世界で成功している向上心の高い人達のおかげで人々に余裕ができることによって、ファンタジーなどの妄想本までも売れているという事実は無くならないわけで。妄想本作者自身もその事実は身にしみて分かっているのだろうね。だからこそ、あえて「生産性の高さ『だけ』を追い求めて~」などと、ある意味狡賢い表現でお茶を濁している感じ。
それと、「薄い」云々に関しては苦笑いしか出ない。その「意見」って結局、世間一般からしたらどうでもいい、あくまで一人の妄想おじさんの「好み」かつ「そうであってほしいという願望」でしかないわけで。
「薄い、確実に薄い」などの言い方からも、必死さが伺えるし、自己保身から必死に「そうであるべき、そうであってほしい」と己に自己暗示をかけているんだろうなぁとしか。
何かに縋りたい人なんかは、何かのバイアスがかかって、一人の妄想おじさんのただの好みや願望を現実世界の世間の意見と曲解してくれたりするのかもしれないけど。そもそも人間性云々で成功するかどうかなんて決まらないので明らかに論点ずらしなんだよね。自分からしたら、「己の稼ぎ口を批判されてしまったので、なんとか己の願望を事実と相手に思い込ませようと必死な妄想おじさんの悔し紛れの自己保身アドバイス」としか思わないけども。
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とりあえず、アドバイスを求めている女性に関しては、そもそも己が何のために読書をするのか明確な「目的」を決めていないから他人の意見にブレる(目的が無い読書を否定はしません)。もしかしたら夫の意見が正しいのではと薄々感じているからこそ、純粋に、そのジャンルの作者自身からファンタジーを読む「メリット」を提示してほしかったのでは。その結果、返って来たのは己の信者にならない者達への願望を含んだ自己保身からくる罵倒を思わせるものだったというだけで。女性のほうも具体的に聞いてはおらず、相手からしたら好きに論点ずらしやすい聞き方なのもどうかなと思うけど。
結局、アドバイスを求めている女性自身が、読書に対してどういう姿勢を取るかですべて解決することなんだよね。活字中毒ならただ読書すること自体が目的だったり、読書でストレス発散とか没頭できるものを探しているのであればファンタジーものが向いていたり。それに将来に不安がある人ほど自己啓発本にのめり込みやすいのは分かるし、件の夫もこのタイプもしくは同じ本を読んでいる相手と語り合いたいかのどちらかかと。
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ノーベル賞ものの発見や発明って100人中99人がが無駄と笑うような研究や実験から生まれてるんだよね
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合理性を突き詰めれば人間の存在すら否定されかねない
しかし合理性が無ければ社会は成り立たない
何事もバランスよ
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俺は体形が厚い、
友人は髪の毛が薄い。
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あなたのコメントが輝いて見えたよ
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夫も夫だけど、自分で考えずに他に答えを求めたヤツもダメだろう。
読むだけじゃなくて、考えて実行しろよ。
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人生には余裕も無駄も必要。
文学がない世界なんてつまらん。
だが、村上春樹なんぞこの世に居なくても
特に文化的喪失感を感じる事はない。
五冊以上読んでるが、村上春樹の良さがついぞわからん。
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まあ、生産性上げる脳力開発本とかやたら読んでるやつはとりあえず上昇志向はあるんだろうけど、だからって本人に生産性があるかはまた別の話なんだよなあ。
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どう思うかを春樹に訊いちゃうのは
たしかに生産性がないわな。
そんなもん、読みたいもの読んだらええねん。
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生産性が高くなるって事は、そこで生産されるものの、コストが下がる、価値が下がるって事だからなぁ
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たまには読めばって程度に聞けばいい話を
極論で否定しようとする違和感
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小説の生産性が低いかどうかはともかく、「”成功者の習慣”みたいな成長を促す本を読め」というのがわからん。
あの手の本が人間の成長を促すとはどうしても思えないのだが。
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人間が分厚いとか薄いとかの物差しもなんだかな…
マウンティングへのカウンターって結局マウンティングしかないんかなー…
小説も自己啓発本もそれなりに好き。
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生産性を追求する人の究極はロボットになる事ですね
生産性が低いので人間はいらなくなります
薄いというより消えると言う事でしょう。